「山口に面白い人がおるんやけど、一緒に行く?」とお誘いを受け、ScuBar閉店後の1時にピックアップしてもらって一路山口県へ。

寝といて良いとのことだったが、朝に寝る生活の主がその時間に寝れるはずもなく…
深夜の山陽道を西へ西へ。

JR山陽本線の柳井駅から歩いて2-3分。
今回の帰りは電車での帰阪でした。

ダイビングをさせていただいたのは、山口県柳井市にショップを構えるLove&Blueさん。

ファンダイビングや講習はもちろん、Tecダイビングやナイトロックス、ヘリオックスのミックスもされております。
また、ここの海の生態をそれこそ24時間調査しているそうで、面白い話をたくさん聞かせてもらいました。



大阪から山口県へはそこそこ遠いイメージを持っている方も多いと思いますが、広島県との県境すぐですので、深夜であれば4時間半ほどで行けます。
広島市内からだと、1時間ちょっとで到着できるとのこと。

頑張れば大阪から日帰りでも…ですが、帰りの運転もあるのでお泊まり推奨。

周防大島 – レモンの森

ポイントは周防大島の南東沖にある『レモンの森』。

ショップから車で1時間ほどかかりますが、道中の景色が良いので案外すぐ。
ほとんどの日が穏やかで、最大震度も12-3mとビギナーでもゆっくり潜れます。

路肩に車を停めセッティング。
階段を降りてすぐにエントリーできる。

水温 : 24℃
透明度 : 5-8m

水温も低く、透明度も決して良いわけではないこの瀬戸内の海。
そんな中での大きな特徴は、何と言っても世界最大級のニホンアワサンゴの群生。

大きな岩一面に生えており、そこで多くの生物が共に生活をしている。
中にはポリプがハート形になっている個体も。


リピーターさんの言葉で改めて気付かされたそうですが、海の写真はどこで撮ったのか特定することは難しい、そんな中ここで撮った写真はすぐにわかると。

他の生物とこのアワサンゴを一緒に撮ることができるからだそうです。

この森のマドンナ。
寝ているのか?
小さすぎて、主の腕ではピントが合わせられない…

瀬戸内の海は他にも魅力が

今回はこのポイントでの2ダイブでした。

別のチームはナイトダイブをされていたそうで、これも面白そう。
時期によりますが深夜には、ジョーフィッシュのハッチアウトのチャンスも?


ただ瀬戸内といえば…『戦艦陸奥』。


悲しい歴史の遺物ですが、レックは水底で生物の住み家となっています。
Love&Blueさんでもツアーをしているとのことなので、これはぜひ行かねば!

…ですが水底が40m、流れもかなりということですので、Tecのスキルが必須。


主はそれよりドライスーツのほうが問題なんですが…さてどうするか。

柳井の町も、小さいながら魅力

保存地区に指定されている白壁の街並みや、一体が『金魚ちょうちん一色』になる祭りなど見所も多いこの町。

この日も外国人、特に欧米人の観光客の方がけっこういてました。

日本人の主ですら楽しいということは、外国人からしたら…
「お」
早朝人はおらずともカニはおる。
少し車を走らせると、田園風景が。
空が広い。


ちなみに、この日の夕食はとんかつ。
ご飯おかわり2回までokな上、一緒に行った2人からももらってしまう相変わらずの食欲。

その後の飲みで、「あと5年したら食べられなくなるから覚悟しとけ」と脅された主。


写真はもちろん、食べ終わってから気づきました。

綺麗な海だけがダイビングじゃない

今回ちょっとしたご縁で突然のお邪魔をしたのですが。
ショップのみなさんも本当に良くしてくださり、海に陸に楽しませていただきました。

お一人で来られている方も多く、気軽に寄せてもらえるショップです。

みなさん、関西から週末ダイブトリップ行きませんか??




…あ、ドライスーツか…

珍しい訳ではないのか…