昨年より続くコロナ禍で、海外への渡航はもちろん国内の移動も制限されて1年をとうに過ぎてしまいました。

そんな中、『落ち着いたらどこへ行きたい?』といった会話が最近ちらほら。


慣れ親しんだタイにまた戻りたい。
メキシコへダイビングをしに行きたい。
モロッコの砂漠を見てみたい、などなど。

場所も理由もみんな様々、でもどれも魅力的。


ですが身体は一つ、人生も一回きり。
行先を決めるときにちょっとした問題が。


行ったことのない国や街に行くのか、訪れたことのある場所にもう一度行くのか。


行ったことがなく、行きたい場所は数え切れないほどあります。
なので今回は、『もう一度行きたい街』を紹介できればと思っております。

…とはいえたくさんある、と言うか全部なんですがね…

第3位 ラオス人民民主共和国 ヴァンヴィエン

多くの宿やレストランが川沿いに。



2006年9月
タイの首都バンコクより深夜バスに乗り、ラオスの首都ヴィエンチャン。
さらにそこからバスで3時間半ほど。

15年前なので今は様子が変わっている可能性も大きいが、
町、というか村には民家と商店、そしていくつかの宿しかなかった。


ただこの村の横にはナムソン川が流れ、その川沿いにレストランや宿が並んでいる。

川沿いのコテージ、当時で一泊US$7。


ナムソン川ではカヤッキングやチュービング。
山岳方面へ行くと綺麗な小川が。



川で遊ぶも、バイクで走るも、ビール飲んで昼寝するでも。
本当にゆっくりさせてもらえる場所。



あの時ほどいくらでも時間のある旅はなかなかできないですが、
そういった贅沢な時間の使い方をいつかまたできたらなと。

今は入国にビザが免除になったということで、より行きやすくなったそうです。


ただ当時の某ガイドブックには、『国内のバス移動は山賊に注意』と…

第2位 ネパール連邦民主共和国 カトマンドゥ

街にはレンガ造りの建物が並ぶ

2011年12月
毎日の計画停電で暖房やホットシャワーが出ない中、クリスマスを過ごした地。


もちろん仏教建築、寺院や建物、広場など街全部が見所になってはいるのだが、
とにかくメシが合う。

カレーとダール、野菜の惣菜が乗っているダルバートはもちろん、
モモと呼ばれる蒸し餃子や、バフ(水牛)のステーキ。

近隣国に似て、また違う食事が楽しめる。

密集した建物、人、車、正直息苦しさも…


郊外の村では雲海が見れることも。



とはいえ最大の理由は、『服を買いたい』である。
デザインや生地、作りがしっかりしているのはもちろん、なにより安い。
そしてそれ以上に大きいサイズが多い。

そこが一番重要だったり。

第1位 イスラエル エルサレム

2011年11月。
ヨルダンから陸路で入境を試み、2時間拘束された後に辿り着いた街。

昨今の情勢により、現在は行くことが難しい国の一つかもしれない。

様々な思いが交わり、交わらない街


旅程の都合により、一日しか滞在できなかったことが悔やまれる。

そしてなんとなく知っていたつもりだったこの国に対する考えが、全て甘すぎだったと感じさせられた。

何も知らずに行くことで得られる感動もあれば、
歴史、文化、様々な背景を知ってから行くべき場所もある。

初めて出会うユダヤ教徒、その祈りに言葉を失った



とにかく入国することが大変である国の一つ。
訳あってパスポートには出入国のスタンプは押されていない。


陸路での出国は問題なく通過できたが、
空路で出国を試みた友人から聞いたところ、3時間前開始のチェックインを早々に終わらせたものの、搭乗はゲート締め切りのギリギリまでかかったそうです。


この後ヨルダンに戻り、空港へ向かうためタクシーを拾うも持ち合わせの現金が足りず、運転手が1ディナールおまけしてくれたのは良い思い出。

番外編 モルディブ共和国 南アリ環礁



新婚旅行をするなら…とは言うていますが…
まあいつになることやら…

近くのローカルアイランド、同僚の住んでいた島



みなさん、落ち着いたらどこに行きたいですか?